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代表メッセージMESSAGE

テクノロジーの進化と人の技(わざ)の融合で
飲食業の皆さまのベストパートナーを目指します。

冷凍食品が世に誕生した頃は、“まがい物” と酷評されても仕方がない未熟な
状態でした。しかし現在、冷凍食品を支えるチルド&フリージングテクノロジー技術は、食材に厳しい目を光らせるプロの方々に納得していただけるほどに成長しました。
冷凍食品は、産地の冷凍→流通の保存→調理の解凍と、個人プレーとチームプレーの技術が鎖のようにつながることで実現します。また、それぞれのセクションで厳しい目を持った “目利き” によって品質が維持できます。

テクノロジーの進化と人の技(わざ)の融合。
私たちは、“とれたて・旬のものより美味しいとうならせる” という夢を希求しつつ、次の世代にさらなる進化を託すため、会社づくり人づくりに挑戦します。

株式会社タカビシ食品
代表取締役社長 西内 正

会社概要COMPANY OUTLINE

社名 株式会社タカビシ食品
設立 1989年8月
資本金 2,600万円
代表・役員 代表取締役社長  西内 正
取締役管理部長  岡村 啓八郎
所在地 〒781-0087 高知県高知市南久保15-18(高知卸団地内) Google Map
連絡先 TEL 088-883-5212 / FAX 088-884-1337
事業内容 冷凍食品、冷凍水産物、農産物、畜産物、高級珍味食品、チルド・常温食品等の卸販売(アイテム数 約4,000種類)、自社開発商品製造、介護向け食事提供サービス
営業品目 冷凍食品 90%
冷凍調理冷食、調味料類 10%
取引銀行 高知銀行本店、高知銀行御座支店、 徳島銀行高知支店、四国銀行卸団地支店、商工中金高知支店
主要仕入先 マルハニチロ株式会社、沖物産株式会社、株式会社京都興産、株式会社ゴダック、ジーエフシー株式会社、株式会社ノースイ、神栄株式会社、株式会社大冷、東亜商事株式会社、株式会社トクスイコーポレーション、他商社、食品メーカー、水産加工会社、各漁協など、約280社
主要納入先 ホテル、旅館、結婚式場、レストラン、宅配弁当、産業給食、 居酒屋、中華料理店、仕出し店、惣菜店、介護施設、その他飲食関連業者
関連会社
関連団体 高知県水産物加工販売組合
事務局 〒781-0087 高知県高知市南久保15-18 (株式会社タカビシ食品内)
担当者/足達 真也・景山 貴充

沿革HISTORY

1976年(昭和51年) 株式会社タカビシ設立 代表取締役に、北川太一郎就任。グループ会社より、貿易事業引き継ぎ木材、冷凍エビ、冷凍水産物の輸入を行う。
1978年(昭和53年) 業務用食品卸事業部開始。冷凍食品、中華料理食材、豆腐用材料、蒲鉾用食材、食油など販売。
1984年(昭和59年) 株式会社タカビシ西販売設立 代表取締役に北川太一郎就任。
業務用冷凍食品卸事業を並行して開始。
1989年8月(平成元年) 株式会社タカビシ食品設立 代表取締役に北川太一郎就任。
株式会社タカビシ業務用食品卸事業部と株式会社タカビシ西販売 の事業を統合して開始。
2001年(平成13年) 代表取締役に、西内正就任
2008年(平成20年6月) 株式会社共同配送こうち設立 代表取締役に、西内正就任

タカビシ食品 半世紀にわたる歩み

国際・科学・技術・健康・安全を重視した経営を行い、地域に寄与します

冷凍技術は科学的に一定確立され、世界中に普及し安定し信頼に足る領域に達しています。しかしこの半世紀の過程は、地場の水産業に大きな打撃を与えた歴史でもあります。私たちは、この技術をもって地域の振興に寄与したいと考えています。

冷凍技術の発展とタカビシ食品

半世紀の間、冷凍技術・保管技術・解凍技術をリードし普及

1970年代、急速冷凍技術の発展と普及により世界の食材の流通は一気に国際化しました 。この四国にも冷凍食品が広まろうとする頃、タカビシ食品が誕生しました。一般家庭向けに冷凍食品が普及する少し前のことです。「美味しいものを美味しく食べる」そのための方法を確立するのは容易ではありません。ただとれたてのものを凍らせればよいというわけではないのです。まず、冷凍前の食材の状態を見極めなければなりません。たとえば魚なら、とれたとき満腹だったのか、シメ方はどうだったのかそういった違いが大きく影響します。産地が技術や文化の異なる世界各地に広がっている現在、一つひとつの技術を根気よく伝えていく必要があります。次に冷凍の段階では、いかに急速に凍らせるかがポイントになります。ゆっくり凍らせるのと素早く凍らせるのでは氷の結晶の大きさが異なり、食感を大きく左右します。そして、保管・輸送時の温度管理等今では当たり前のことですが、このような基本的な技術の確立と産地での指導から私たちはスタートしたのです。

解凍方法の指導と普及に精力を注ぎ、お客様との信頼関係を構築

解凍も食材を活かす重要なポイントです。溶け始めた表面とまだ凍っている中心の鮮度の差をいかに小さくするか、空気に触れると黒変しやすい甲殻類はどのように溶かせば良いかなど、食材の種類や大きさ、調理法によって解凍法は異なります。その一つひとつを現場の調理師の方々に理解してもらうことも不可欠なのです。このような技術の普及は現在も進行中で、新しい食材が登場すればそれぞれにベストな解凍方法を見つけ、販売と並行して技術の普及に努める。これが四国のリージョナルカンパニーとして成長してきたタカビシ食品のポリシーです。

海産物の輸出入の国際化と時代背景

冷凍技術で食材の国際化が実現

アフリカのタコやキューバの伊勢エビ、養殖サーモンなど世界中から運ばれてくる食材は冷凍技術なくしては実現しませんでした。したがって冷凍食品そのものが国際化そのものです。欧米でも、ヘルシー志向とあいまって寿司などの日本食が広まっています。イカやマグロなどの寿司ネタは世界中の海から冷凍され運ばれてきたもので、これに象徴されるように冷凍食品は国際舞台で生産され流通しています。

2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標SDGs」

ベルリンの壁崩壊までは、共産圏の国との取引は大手商社が独占契約の状態でした。ソ連邦崩壊後の共産圏の自由化に伴い、小規模業者の参入が可能となりました。その動きを受けて、冷凍市場は非常ににぎやかになりました。その後、和食ブームの影響もあり、世界中で水産物の消費が拡大し、資源の減少が問題になっています。当社は、SDGsへの取り組みを社会的責任と認識し、私たち日本人の伝統ある魚食文化を守り続けたいと思います。