タカビシ食品の仕事の醍醐味 市場の変化を常に見ながら
“食のプロ”を経営者目線で支える仕事です
海産物を通じて世界の時流を掴む
海産物、特に天然のものや海外から輸入される商品は、農産物や畜産物よりも、仕入れ価格が変動しやすい特長があります。日本人が食べ慣れているエビやサーモンなどは、世界の情勢によって仕入れの難易度や価格が変わってきます。
海産物を食のプロである飲食店や宿泊業の皆さまに届けるためには、世界に目を向け情報を集め、リスクを減らしつつ、安定供給できるように目を配る必要があります。
高知にいながら、海を通じて世界を見る。これが私たちの仕事の難しさであり醍醐味です。
飲食店、ホテル、旅館などの「食のプロ」の仕入れ部門として、飲食店オーナーの視点で提案をする
私たちのお客様は、飲食店、ホテル、旅館などの「プロとして食事を提供する仕事」をしている方々です。
おいしい食事を提供し、対価をいただく仕事ですから、何よりも味が大事です。いっぽう商売として利益も出さなくてはいけません。私たちタカビシ食品の仕事は、この「食のプロ」の皆さまに対して、納得いただける味と価格の食材を安定供給すること。お客さまの仕入部門責任者の視点での提案力が求められます。
安定した「食」の業界を、2つの専門力で支えていく
①海産物という世界の時流を読む情報力、②食のプロのビジネスを理解し飲食店オーナーから仕入部門を任される提案力。
どちらも一朝一夕で獲得できる能力ではありませんが、タカビシ食品には、その力を身につけられる環境があります。
変化の激しい時代ですが、私たち人間が生きていく上で欠かせない「食」の分野において、時流を掴む力と経営視点の提案力を身に付け、お客さまに信頼される。
そんなタカビシ食品の仕事は、プロとして目指すのに十分な深みのある仕事だと考えています。
先輩メッセージ
飲食店の経営者さんと一緒に繁盛店をつくっていく喜び。人間関係のつくり方を学び、コミュニケーションのプロを目指す仕事。
営業にもいろいろなスタイルがあると思いますが、私はお客さん(飲食店さん)と丁寧に人間関係を作っていくスタイルです。
この仕事で一人前になるためには、商品知識が必要です。タカビシ食品は販売する商品が幅広い。ひとくちに飲食店さんといっても、中華料理、和食、仕出し店、お弁当屋さん、洋食レストラン、居酒屋…と様々ですので、知識を身につけるには時間が必要です。
同じように人間関係を築くにも、ある程度時間が必要だと思います。
毎日顔を合わせて、お客さんと話をする。たとえ知識が十分でなかったとしても、同じ視点、同じ姿勢に近づけるよう、相手の価値観を知って、自分を相手に合わせていく。そうやって信頼を得ていって、パートナーだと思っていただく。
大切なのは嘘をつかない、真面目にやる。そういう基本的なところを守っていれば、お客さんが育ててくれるし、若手は私たち先輩が長い目で育てます。
慌てずゆっくり着実にやって、実力がついてきたら、繁盛店を一緒に作り上げることができる。それは何よりの喜びになりますよ。
自分で考え、お客様のために行動した分、感謝される仕事。「助けてもらったら返す」が当たり前の社風。
私は実家が米屋で、昔から「食」の仕事には興味がありました。タカビシ食品の仕事は、自分たちが普段飲食店で食べている食事が、どんな流れでお客様の口に入るのかを知ることができます。
食事をするお客様には、お金を払った以上に満足していただき、飲食店さんにはお客様に喜んでもらい、売上にもつながることで満足していただく。
この2つのニーズが「ぴったり」合うものを提供できた瞬間が楽しくて、この仕事をずっと続けられています。
一緒に働く人たちも冗談を言い合え、「助けてもらったら返す」が当たり前になっていて、体調が悪いときなどは助け合う文化があると思います。
マニュアルがない仕事なので、最初は先輩にぴったりついて学ぶしかないと思いますが、ここだけの話、私も最初はアジとサバの見分けすらできなかった状態でしたから(苦笑)。
食への興味と探究心があれば、お客様に感謝される存在になれると思います。
さまざまな業種で営業職を経験して、タカビシ食品に戻ってきました。努力すればするほど求められる。正解がないのが、面白いですね。
私、実はタカビシ食品は出戻りなんですよ。複数の業界で営業職を経験した後、またタカビシ食品に戻ってきました。
他業種を経験したからこそ、この仕事の面白さに気づいたんです。タカビシ食品って、決まった商品がないんですよね。お客様に合わせて、自分の頭で考える。お客様と会社の双方にきちんと利益をもたらす提案を考える。
そのためには、商品知識も必要ですし、考え続けることが必要ですが、努力をすればするほどお客様から「提案してくれないか」とお問い合わせをいただくことが増えます。
知識とつながりが増えれば、自分が役に立てることも増える。自分で役に立つ事業をつくっていけるやりがいは、大手企業さんにも負けないのではないでしょうか。
タカビシ食品の社風は、正直ちょっと緩いのかなと思います(笑)。ですが、みんな仲が良くて休みも取りやすくて助かっています。子どもの行事ごとなどにも出席できて、家族との時間が取れるのもいいですね。
仕事内容
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商品の仕入れ・調達
在庫管理チームと連携して、商品を発注します。定番商品は毎日トラックで運び込まれますので、都度在庫をチェックします。お客様により「3ヶ月に一度メニューが変わる」などのルールにも対応できるよう目配りします。
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お客さまへのご提案
飲食店のお客様の要望に応えることが基本ですが、「ランチの魚を変えたい」「付き出しのアイデアはないか」など知識や提案力が試されます。メーカーの試食会に参加したり、流行をチェックするなど日々の情報収集も重要です。
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伝票処理・社内調整
水産物は、価格の変動が激しく値付けをどのようにするかは経験と勘が必要になります。商品と顧客情報を記載した「原票」を営業担当が用意し、事務スタッフに伝票をつくってもらうようにやり取りします。
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展示会等への出展対応
年に2回、春と夏に都市部で大きな食の展示会が開催されます。ウツボなどの高知の食材や自社商品を展示会に持ち込み、新規の取引先を開拓するのも営業担当の大切な仕事です。
タカビシ食品が考える “営業の仕事” の本質
単なるルートセールスであってはならない
流通業・卸売業の現場では、お客様から注文があればお届けするということになりますが、それは表面的なことです。実際、冷凍食品の品質や信頼性が浸透していない頃は、注文が入ることはありませんでした。求められていることは、いかに安全で美味しく調理ができる食材か。そして、適正な価格であるかどうかです。この期待に応えることこそがタカビシ食品の仕事です。食材をお客様に届ける作業は、期待に応えた結果にすぎません。
提案し信頼を得ることが仕事です
また、新しい食材の情報や新しい冷凍技術・解凍技術、そして新しい機器などお客様になりかわっていち早く情報を収集します。時には、テストを繰り返し最善の方法をお客様にご提供するのです。食材が運ばれる、その陰でたゆまない努力があることを知っていただきたいと考えています。そして、実際のサービスに携わる方々と協同してより品質の高い冷凍食品を実現したいと願っています。
タカビシ食品が求める人材像< 食に興味があり、真面目に深いプロの世界を目指したい方 >
- 意欲重視
- 未経験者歓迎
冷凍食品卸という業界は、まだまだ新しい業界です。それは、マニュアルや方程式がないということでもあります。例えば自動車を販売する場合は、製品に関する専門書は数多くあるでしょう。しかし業務用冷凍水産物は、詳しいカタログが無いものがほとんどです。手探りで勉強する必要があります。
この業界にチャレンジする人は、食べることに興味がある人が良いでしょう。営業がベースですので学部は問いません。口下手で上手に表現できなくても、その人の本質が真面目であることが一番の条件です。そしてプロをめざす姿勢を持っていること何よりも大切です。
答えのない世界で「何故?」「どうして?」と日々疑問を感じながら、プロを目指す。
そんな深くて面白い、海産物卸売営業の世界に入ってみませんか?
募集要項
職種 | 営業職(海産物卸売) |
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雇用形態 | 正社員 |
勤務時間 | 8:30〜17:00 |
社会保険 | 各種社会保険完備 |
福利厚生 | 退職金制度、慶弔見舞金制度、健康診断、制服貸与など |
求める人材 | 食の業界に関心があり、探究心のある人。食のプロを目指す向上心のある人 |
選考の流れ
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- 1. 書類選考
- 新卒者 履歴書、成績証明書、卒業見込証明書、健康診断書をお送りください
一般 /中途採用 履歴書、職務経歴書をお送りください
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- 2. 担当者面接
- かんたんな適性検査を行います
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- 3. 社長面接
- 職歴やタカビシ食品での働き方などを確認します
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- 4. 採用 / 入社手続き